2018年8月に来日ツアーを行った、ロシアのクラスト・パンク、Fatum(ファータム)のツアー前のインタビューを再掲します。ロシア国内の情報統制から、ドンバス地域で起きたこと、アゾフ連隊、またアレクサンドル・ドゥーギンについてなど、目下進行中のロシアによるウクライナ侵攻の理解のひとつにはなるかと思います。
ロシア、ウクライナ双方の現地のアナキストへのカンパの呼びかけも行われていますが、特にウクライナのアナキストがどのような闘争を行っているかが明確には見えず、国軍や領土防衛隊などとも部分的に“共闘”するシーンもあるように見て取れるので、そのあたりは最新の情報を確認したほうがいいかもしれません(それぞれソーシャルメディア(特にテレグラム)をよく利用しているので、それを追いかけるのがよさそう)。
RTのCrimethincの記事から:国家にカンパするよりも難民支援する草の根アナキスト集団にしたほうがいいんじゃないかということで、ウクライナで新たに立ち上げられた相互扶助グループのカンパ先。銀行送金はWiseがよさそう。メジャーな仮想通貨もいけそう。https://t.co/oj79A7Rte5
— Gray Window Press/Satoshi Suzuki (@graywindowpress) February 26, 2022
囚人支援を行うAnarchist Black Cross(ABC)については、ロシア国内のデモ等の逮捕者についてはモスクワのABCが、ウクライナのアナ支援についてはドレスデンのABCが積極的に活動しているようです。
ABC Moscow: https://wiki.avtonom.org/en/index.php/Donate
ABC Dresden: Donation-page for Solidarity with anarchist and anti-authoritarian activist from Ukraine